老人保健施設で働くデメリットとは?

老人保健施設で働く

デメリットも理解しておこう

2018/08/30

入所と退所が毎日のようにある

老人保健施設の入所は原則3ヶ月という規定がありますが、入所日や退所日が一律で決められているわけではないため、時には毎日のように入所と退所がある場合があります。入所や退所には手続きが必要ですが、その手続きに必要な書類も職員が作成しなければならないため毎日のように入所や退所があるということは書類にも毎日追われる、ということです。書類の中には、利用する高齢者やご家族と一緒にこれから先の目標を立て、それに向けてどのようなサービスを行うかを決めるケアプランの作成も含まれています。これは将来的にケアマネジャーの資格を取得しようと考えているのであれば、面倒ではありますがプラスになる作業です。
ケアプランは利用者とご家族の希望をもとに、在宅復帰に向けて心身機能の維持や向上するための計画書ですが、これは介護職員や看護師、リハビリ職員、相談員が判定会議で意見を交わしながら作成していきます。この会議では医学的、リハビリ的な視点だけでなく介護側の視点も必要となるため、ケアマネジャーの出席も義務付けられています。とはいえ、やることがたくさんあり常に忙しい介護の現場で入所や退所の準備だけでなく、書類作成やケアプランの作成も含まれるとなるといくら将来に役立つ経験とはいえキャパオーバーになりかねません。そのため、仕事の多さがデメリットに感じてしまう人もいます。

幅広く対応しなければならない

一般的には、要介護3~5の介護量が多い高齢者が入所している特別養護老人ホームの方が大変なのでは?と思われがちですが必ずしもそうだとは言い切れません。介護度が高くなればなるほど、食事介助や排泄介助、入浴介助など目に見える形での介助が多くなります。そのため、介護度が低い要介護1~2の人の中には「自分たちもお金を払って入所しているのにあれほど手厚い介助は受けていない、不公平だ」と不満を感じてしまう人もいます。もちろん、介護度が違うこと、介助の内容が違うことに理解を示してくれる人もいますが、不満を持っている人の中には職員に話すだけではおさまらず、上長である施設長や事務長に「職員の○○さんは利用者に公平に対応していない」とクレームとして伝えてしまう人もいます。そのため、老人保健施設で働く場合は、ただ介助するだけでなく介護度の低い要介護1~2の人たちの気持ちにも配慮して対応することが大切です。
また、介護度の幅が広いため提供するレクリエーションにも工夫が必要です。なぜなら、要介護3~5の介護度の高い人に合わせてしまうと介護度の低い人には物足りなくなってしまいますし、かといって介護度の低い人に合わせてしまうと介護度の高い人は参加することすらできなくなってしまうからです。それなら、それぞれの介護度に合わせて複数のレクリエーションをすればいいのでは?と思うかもしれませんが、毎日のようにある入所や退所の準備、通常の介護業務、と忙しい仕事の中で複数のレクリエーションの準備をする時間を確保するのは難しいのが現状です。

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老人保健施設には要介護1~5までの高齢者が入所しています。そのため介護方法も幅広く学ぶことができますが、在宅復帰を目指してリハビリに力を入れているため、介護に対する問題も違った観点から考えることができます。

老人保健施設で働くなら

老人保健施設にはさまざまな介護度の高齢者が入所しているため介護を幅広く学びたい人に最適です。老人保健施設についてより詳しく紹介していくので興味のある人はぜひ参考にしてみてください。当サイトについてのお問い合わせは【こちらから】